開発日記 2026年11月2日
ヌケヌケ矢印の盤は「逆から」作っている
ヌケヌケ矢印は、矢印の向きへピースを抜いていくパズルです。先がふさがっているピースを押すと、ぶつかって残り時間が 3 秒減ります。
遊んでいると、「この盤、本当に全部抜けるの?」と思う場面があるかもしれません。抜けます。どの順で抜いても、途中で詰まることはありません。今回は、そうなるように盤をどう作っているかを書きます。
抜ける順の逆に置いていく
盤は、空の状態から 1 個ずつピースを置いて作ります。置くときの決まりは 1 つだけです。新しいピースの矢印の先、盤の端までのあいだに、すでに置いたピースがあってはいけません。
つまり、置いた瞬間のピースは、いつでも外へ抜けられる形です。この置き方を、私たちは「逆から置く」と呼んでいます。抜くときの順番を、後ろからたどって盤を作っているからです。
どの順で抜いても詰まない理由
盤に残っているピースのうち、いちばん最後に置いたものを考えます。
そのピースを置いたとき、先には何もありませんでした。そのあとに置いたピースは、もう全部抜けています。だから、先は今も空いています。いつでも抜けます。
どこまで進んでも、残りの中に「最後に置いたピース」は必ず 1 個あります。なので、詰まりません。
盤を 100 通り作って 6 面ぶんすべてが空にできることと、いちばん大きい 7×7・38 個の盤をでたらめな順に抜いても詰まらないことを、テストで確かめています。
向きを絡ませる
盤を作るときは、向きを絡ませる工夫もしています。すでに置いたピースの先をふさぐ位置に置ける場合は、7 割の確率でそちらを選びます。
その結果、面が始まった時点ですぐ抜けるピースは、約 5 割です。残りの半分は、ほかのピースが抜けるのを待っています。
面は 5×5 の 10 個から始まり、6 面目からは 7×7 に 38 個です。
点を決めるのは、ぶつからない速さ
ヌケヌケ矢印の終わりは、120 秒の持ち時間が 0 になったときだけです。盤は詰まない。なら、点を決めるのは何か。速さと、ぶつからないことです。
盤を空にすると、100 × 面の番号のボーナスが入ります。速く空にするほど、先の面へ進めて、ボーナスも大きくなります。
bot の記録も残っています。抜けるピースだけを 1 秒に 8 回押す bot は 38,630 点、1 秒に 4 回なら 15,020 点でした。1 秒に 3 回押して 15% の確率でぶつかる bot は、最高でも 7,120 点です。
ぶつかるたびに 3 秒。120 秒のうちの 3 秒です。迷ったら、押す前に矢印の先を目でたどってください。先が空いているピースだけを押す。それだけで点は伸びます。
まとめ
ヌケヌケ矢印の盤は、抜ける順の逆に置いて作っています。だから、どの順で抜いても詰まりません。気にするのは、ぶつからずに速く抜くことだけです。次の 1 局は、ヌケヌケ矢印で、先が空いているピースから順に押してみてください。
リムゲのミニゲームは、AI(Claude)を使って作っています。