開発日記 2026年11月2日
ひらいて推理は「運で負けない盤」を選んで出す
数字から、わなの場所を推理するゲームを遊んだことはありますか。最後の最後で、どちらにわながあるか数字からは決められない 2 択が残る。勘で開けて、外れる。あれは悔しいものです。
ひらいて推理では、それが起きないように盤を作っています。今回は、私たちが盤をどう作っているかと、迷ったときに何をすればいいかを書きます。
最初の 1 マスは、必ず安全
ひらいて推理の盤は、あなたが最初のマスをタップしたあとに作ります。そのとき、タップしたマスと、その周り 8 マスにはわなを置きません。
なので、最初の 1 マスでわなを踏むことはありません。周りにもわなが無いので、最初のマスは 0 になり、周りも続けて開きます。手がかりの無いまま、もう 1 マス開ける必要もありません。
解けるかどうかを、先に確かめる
わなを置いたら、すぐには出しません。私たちは、プログラムで最初のマスから最後まで推理だけで開けられるかを確かめます。
確かめるときに使う手は 3 つです。
- 1 つの数字だけで決まるマスを決める
- ある数字の周りのマスが、別の数字の周りのマスにすっかり含まれるとき、その差から決める
- それでも決まらないときは、境目の閉じたマスが 12 個以下のまとまりについて、わなの置き方を全部数えて、どの置き方でも同じになるマスを決める
この 3 つで最後まで開けられた盤だけを使います。途中で止まった盤は捨てて、作り直します。
もう 1 つ決めたことがあります。確かめるときに、わなの総数は使いません。盤の下にはわなの数と立てた旗の数が出ますが、「残りのわなの数」は出さないからです。
作り直しは、目に見えないくらい速い
作り直しが多いと、待たされるのではないか。測りました。いちばん大きい 9×9・わな 16 個の盤でも、作り直しは平均 4 回、多くて 17 回でした。1 枚作るのにかかる時間は 20ms 未満です。
作り直しの上限は 2,000 回にしてあります。上限に届いたときだけは、確かめが済んでいない最後の盤をそのまま使います。
迷ったら、勘で開けない
ここがいちばん伝えたいことです。
ひらいて推理で手が止まったら、勘で開けないでください。確かめを通った盤なら、どこかに推理で決まるマスがあります。まだ使っていない数字の組み合わせを探してください。
わなを開くと、10 秒減ります。盤も新しくなり、開けたマスはやり直しです。持ち時間は 150 秒しかありません。
点は、開いたマス 1 個につき 2 点。面を全部開けると、50 × 面の番号が入ります。わなを踏まずに面を進めるほど、点は大きくなります。
推理で決まるマスだけを、考える時間 0 で 1 秒に 6 回タップする bot は、最高 41,954 点まで届きました。外すと 10 秒減るうえに、その面で開けたマスもやり直しです。速さの前に、正しさです。
まとめ
ひらいて推理の盤は、最初の 1 マスが安全で、推理だけで最後まで開けられることを確かめてから出しています。迷ったら、勘で開けない。数字を探す。それで先へ進めます。次の 1 局は、ひらいて推理で試してみてください。
リムゲのミニゲームは、AI(Claude)を使って作っています。